企業の期待を伝え、行動の実態を把握できる調査です。社員の自律的な成長を促し、組織力を最大化する、戦略構築を支援します。
業種業態に関わらず、ハイパフォーマーの行動原則として、所謂PDCAサイクルが習慣となっていることが、これまでの数多くの企業様での実践を通じて見出されました。この行動原則をモデル化したのが、5つのサイクルモデルとなります。
上段からTop層(執行役員、事業リーダー)に求められる「S.事業運営力」、中段がMiddle層(部課長、現場リーダー)に求められる「A.指導育成力」「B.業務執行力」、そして、基底部に若年層を含むStaff層(現場担当者)に必要となる「C.関係形成力」と「D.業務遂行力」の5つに整理しています。
それぞれが、サイクルを成しています。例えば、 関係形成力では、 1.伝える→2.受け止める→3.合意を図る→4.協働する→5.関わりを深める といったサイクルがあります。取り組んでみて、上手くできたことを強化し、失敗から学び繰り返さないというサイクルを回して、スパイラルアップ的に成長することが成功への道筋となります。
これまでの360度調査では、行動面の測定に留まりますが、行動は結果であるためにフィードバックが良い悪いの「判定」として受け止められがちになる課題がありました。「360Plus」では、性格面を合わせて測定することによって、この課題を解決しています。
フィードバックシートでは、縦軸に360度調査から得られる行動面の高い/低いが、横軸にはパーソナリティ(性格)面から見た行動の得意/不得手が表示されます。
この例で見ると、性格面から言えば得意だが、行動が低い(できていない)①の領域にある「C-4.協働する」は、素養があるのに発揮できていないと解釈することができます。すなわち、行動変容しやすい、取り組みやすい事項であることが分かります。
逆に、性格面からは不得手だが、実際の行動は高い(できている)②の領域にある「C-5.関わりを深める」は、今のところ上手くできているものの苦手感があるため、無理をしながら取り組んでいると読み取れます。つまり、油断してはいけない事項と捉えることができます。
このように、行動面だけでなく、性格面を合わせて把握することによって、一歩深めた解釈と気付きを得られ、強み強化と弱み克服に向けて、より実践的な方策を導くことが可能となります。
貴社固有の測定項目を自由に取り込んで、フィードバックシートをカスタマイズすることができます。また、目的に応じた適切な測定項目の設計も支援いたします。
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