貴社で活躍する人材をモデルに、共通要件を明らかにします。採用や配属・配置における、適性判定の基準に活用できます。
企業風土・文化の上に存在する、それぞれの企業固有の「成功する人材の共通要件」をモデル化する分析メソッドとなります。貴社の現行従業員の性格を適性検査eF-1Gによって調査することにより、貴社独自の成功人材像を定義することができます。
この事例は、業界2番手の営業職での分析結果となります。 実績が高い方の特徴は、「やりがい・スリルを感じること」「自分を奮い立たせる力」といったポジ項目に次いで、「他者を攻撃してしまう傾向」といった一般的にはネガとなる項目も見られます。通常は好ましくないと捉えられる特徴でも、この企業の営業では成功要因となっていることが注目されます。この3項目を統合的に解釈すれば、他を蹴落としてでもガツガツ果敢に前に進んでいく狩猟系の営業スタイルが浮かびあがってきます。 一方、実績が低い方の特徴から一部を抜き出すと、4番目、5番目に「責任感の高さ」「誠実性の高さ」があるほど成績が振るわないという妙な結果となっています。2番目の「緻密性の高さ」と合わせて解釈するならば、キッチリ真面目にコツコツ対応する営業スタイルとなるでしょう。普通ならば営業職に必要と思われる人材要件ですが、この職場ではマイナスになっています。このように企業固有の成功人材は、必ずしも一般通念とは一致しないことを物語っている例となります。
①導かれた成功人材像から採用要件を定めることによって、自社で活躍しやすい性格をもつ人材の見極めに活用できます。
②同様の分析を職種毎に行なうと職種適性がわかり、配置・異動に活用できます。
人材フローの各場面での活用により、人事活動に一貫性を持たせ、効果向上と効率化を推進します。
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