導入事例インタビュー
【伊藤忠食品株式会社】eF-1Gで実現した、長期的なストレスへの対処策。社員の定着と成長を支える「ストレスマネジメント研修」
伊藤忠食品は「酒類・食品卸売業」として、全国約4,000社のメーカー様とお取引し、約50万アイテムを全国約1,000社の小売業様にお届けしています。中間流通業として6つの高度な機能を有し、それぞれの機能を駆使することで商品の安定供給と流通全体の効率化を可能にしています。全国の店頭からインターネット上に至るまで、様々な売り場に並ぶ膨大な数の商品を、早く、正確に、安全にお届けすることで、日本の豊かな食生活を支えるライフラインとしての役割を果たしています。
https://www.itochu-shokuhin.com/社会人で経験する様々なストレスの対応方法を学び、自律的にセルフマネジメントをできるような素養を学ばせるため
配属直前に実施することで、配属という大きな変化への心構えをしてもらうため
自身の強み・弱みの明確化と自己理解の深化、多様な他者理解に基づいた柔軟なコミュニケーション意識の芽生えなど、前向きな意識変革が見られた
研修で得た学びを配属後も活用し、部署の方々と積極的に協調していく姿勢が見られる
適性検査の結果と紐づけた研修により、新入社員の長期的なストレスへの対処の持久力を養成できた
2026年で創業140周年を迎える伊藤忠食品株式会社様は、伊藤忠グループの中でも最も歴史ある食品卸の企業です。
常に時代の変化と要請を先取りし、革新を続ける同社が、日本の「食」の豊かな未来を創造するためにどのような人事戦略を描いているのか、人事総務部の歌田様と永田様に、適性検査eF-1Gの採用・研修での活用と成果について詳しくお話を伺いました。
創業140年に向けて。歴史ある組織が目指す、新卒社員の「定着」と「活躍」
はじめに、事業内容の説明と自己紹介をお願いします。
歌田様
伊藤忠食品は中間流通を行う食品卸の企業であり、2026年で140周年を迎えようとしております。この歴史は長く、伊藤忠グループの中でも最も老舗の企業となっております。全国約4,000社の食品メーカーから商品を仕入れ、それを全国約1,000社の小売業等にお売りしている形です。約50万種類の食品や飲料、お酒などを取り扱っており、幅広いサービスを展開しています。
私は、2014年に入社以来、人事総務部に所属しております。業務としては新卒採用を中心に、社会保険や人事評価制度の管理等、様々な業務を行っています。
永田様
私は、2024年に入社し、今年で2年目になります。入社当初より、人事総務部に配属となりまして、新入社員研修や、新卒採用といった人事周りに加え、一部労務業務を担当しております。
ストレス耐性を可視化!選考・配属のミスマッチを防ぎ、内定者フォローに繋げるデータ活用
新卒採用の観点から、適性検査eF-1Gの導入に至った経緯を教えてください。
歌田様
本格的に活用させていただいたのは2015年からで、それ以前は別の適性検査を利用していました。複数適性検査を利用していたところから、eF-1Gは結果の指標がわかりやすかったという点があり、トライアルを経て、2015年から本格的に導入をさせていただいています。
現在のeF-1Gのご利用状況をお伺いできますでしょうか?
歌田様
選考フローにおいては、選考の入口となる書類選考から利用しています。弊社が重要視している「ストレス耐性」に加えて、誠実性、主体性、柔軟性、他者と関わる力といった性格特性が一目で分かりやすいという点が特に魅力です。具体的には、基礎能力に最低限のラインを設けて次選考へ進む学生の選定に活用しています。
また、面接時には、性格タイプや基礎能力といった情報は、面接官に共有し、学生のポテンシャルや性格特性の把握に役立てています。
さらに、内定時のフィードバックにも活用しています。適性検査の結果に対する見解も内定者に伝えることで、内定者としても自分の特性や評価されたポイントを理解しやすくなり、入社に向けた安心感にもつながっていると感じます。
入社後の配属時には、部署と配属先のメンバーとの相性を見たり、得意先の特徴との相性を見るためにも、参考情報として活用しています。「この取引先は、こういう性格特性やストレス耐性を持つ人材がいいのではないか」といった視点で配置検討に役立てています。
特に性格特性やストレス耐性を重視される背景には、どのような理由があるのでしょうか?
歌田様
取引先によっては繁忙度が高かったり、物理的に距離が遠かったりしますので、そのような環境下でも長く活躍してもらうために、ストレス耐性はある程度重要視しています。

データに基づく「自己理解」が、折れない心を育てる。配属前の不安を自信に変える研修プログラム「ストレスマネジメント研修」
新人研修でストレスマネジメント研修を導入した経緯や背景をお聞かせください。
永田様
この研修を導入している目的は、自身の特徴を知って、社会人で経験する様々なストレスの対応方法を学ぶというところにあります。一番は、自律的にセルフマネジメントをできるような素養を学んでもらうために導入しています。また、配属直前に行うことで、配属という大きな変化への心構えを醸成するという狙いもあります。
歌田様
採用選考時に実施した適性検査のデータを、入社後も有効活用したいと考えました。配属後の環境においても、自分自身を深く理解し、ストレスと適切に向き合える力を養う目的で導入を決めました。
研修後、受講生の皆さんに具体的な行動の変化や効果は見られましたか?
永田様
研修後のアンケートでは、「自身の強みや弱みが分かって自己理解が深まった」、「様々なタイプの人がいることを理解し、自分自身が柔軟に人と接することを意識したい」、「ストレスが必ずしも悪いものではないことがわかった」という前向きな声が多くありました。配属後もそれを思い出して、部署の方々と協調していく様子が見受けられるので、効果はあったと感じています。
eF-1Gを活用したストレスマネジメント研修を継続している理由は何でしょうか?
永田様
適性検査を受けた上でこの研修を受けるというところで、パーソナルな結果と紐づけて研修を行えるところが強みだと思います。受講者の反応としても、前向きなコメントが多く、自己理解が深まっているのはもちろんのこと、社会人になって何もわからない中で、ストレスへの向き合い方を学べる研修になっており、継続しています。
受講者から運営者へ。「ストレス対処の持久力」を育む研修の真価
永田様ご自身も、昨年この研修を受講されたと伺っています。当時、受講者としてどのような感想を持たれましたか?
永田様
自己理解や他者理解を通して、ストレスを客観的に捉える力が身についたと実感しています。配属前に自身のストレス耐性を改めて言語化しておくことで、いざストレッサー(ストレス要因)に直面した時も、冷静なセルフコントロールにつながっていると感じています。
昨年は受講者、今年は運営側として携わられ、改めて何か気づかれたことはありますか?
永田様
運営側に回り、この研修の意義をより強く実感しました。この研修はただ単に、学生から社会人への変化に対する短期的な備えとして導入していると思っていました。しかし、配属されて年次を重ねるにつれ、ストレスを感じる場面に多く直面します。そうした中でも折れない、長期的なストレスへの適応力を身に付けるという意味でも、この研修は本当に意義があると感じています。
設計のところからご協力いただき、講師の方からも明確に伝えていただいたおかげで、当初懸念していた、「受講者がワークにしっかり取り組んでくれるか」、「こちらが求めている意図を汲み取ってもらえるか」といった点はクリアできたと思っています。
最後に
最後に、今後のeF-1Gの活用イメージや期待することがありましたら教えてください。
歌田様
声を上げやすい世の中になったことも背景にあると思いますが、メンタル不調などで体調を崩してしまうような社員も増えていると感じています。今後は、研修やセミナーなどで、管理職と部下の双方が適性検査を活用することも検討して行きたいですね。相互理解をさらに深め、日々のマネジメントに活かしていければと考えています。
※ページ上の各種情報は、取材時(2025年12月時点)のものです。適性検査eF-1G(エフワンジー)にご興味がある方はこちらをご覧ください。

