eF-1Gとは?適性検査eF-1Gの強みや検査内容・活用シーンを解説

    昨今の採用市場は、少子高齢化による労働人口の減少や、転職の一般化による人材の流動性の高まりなど、大きな変化の波に直面しています。

    採用活動は単に人を集めるだけでなく、「いかに企業にフィットし、長期的に活躍してくれる人材を見極め、定着させるか」が重要です。

    しかし、面接だけでは候補者の潜在能力や組織への適合性を正確に判断することは難しく、多くの採用担当者が抱える課題となっています。

    そんな採用現場で、「適性検査eF-1G(エフワンジー)」は、採用だけでなく人材開発や組織改善にも活用できる優れたツールとして注目を集めています。

    適性検査eF-1Gの強みや検査内容、活用シーンを詳しく解説します。

    適性検査eF-1G(エフワンジー)とは

    eF-1G(エフワンジー)」は、弊社(株式会社イー・ファルコン)が開発・提供する適性検査サービスです。eF-1Gは、単なる選考における合否判定ツールではありません。

    個人のパーソナリティを深く掘り下げ、「人と組織の真の可能性を追求し、示し、引き出す」という「ポテンシャルディスカバリー」の理念のもと開発・運営されています。

    検査では「特性論」と「類型論」の両面から個人を分析し、新卒・中途採用だけでなく配属検討からキャリア開発まで、人事業務全般に活用できます。

    適性検査eF-1Gは2025年現在、累計450万人以上が受検し、1000社以上の企業で導入実績を持つ信頼性の高いツールです。

    適性検査eF-1Gの強み

    多くの企業が適性検査eF-1Gを選択する背景には、従来の適性検査と一線を画す独自の強みがあります。

    適性検査eF-1Gの強みを見ていきましょう。

    採用だけではなく人材開発・組織開発にも使える

    eF-1Gの大きな強みの1つは、採用活動の枠を超え、人材開発や組織開発にも活用できる点です。

    一般的に、適性検査は「採用の合否判定」や「面接での候補者理解」を目的として利用されることが多いですが、eF-1Gはそれだけに留まりません。

    新卒・中途採用での候補者選考はもちろん、内定者フォローや初期配属の検討、個人のキャリア開発支援まで、人材に関わる幅広い場面で活用が可能です。

    これにより、採用から育成まで一貫した人材戦略の構築が可能になります。

    測定領域の広さと精度の高さ

    eF-1Gは、業界トップクラスの広範な測定領域を誇っている点にも強みがあります。

    個人の気質や行動傾向から、意思決定の基準、組織での役割志向、「地頭」と呼ばれる思考の速さまで、ビジネスで実効性の高い項目の網羅的な測定が可能です。

    検査結果の提供に終わらず課題解決をサポート

    多くの適性検査サービスが検査結果の提供で終わるのに対し、eF-1Gは蓄積したパーソナリティデータを活用した課題解決支援を受けられる点も強みです。

    アカウントセールス、カスタマーサクセス、アナリストからなる専門チームが、課題ヒアリングから分析・解析、具体的な改善提案までを一貫してサポートします。

    この伴走型のサービスにより、単なるツールの導入に終わらず、実際の採用改善や組織力向上につながる成果を得ることが可能です。

    適性検査eF-1Gの検査内容とレポート

    適性検査eF-1Gは、受検者と企業双方にとって使いやすい設計となっています。

    適性検査eF-1Gのサービスの特徴を見ていきましょう。

    Webで受験可能

    適性検査eF-1Gは、スマートフォンやPCを使ってどこでも受検できる、Web対応の適性検査です。

    また、日本語、英語、中国語に対応しているため、外国人採用にも活用できます。

    回答の自動保存機能も備えており、途中で中断しても再開できるため、受検者の負担を軽減しスムーズな受検が可能です。

    SMS認証による受験者のなりすまし防止や、二要素認証・IP制限などのセキュリティ機能も充実しており、安心して導入できる点も魅力です。

    性格診断と能力テストの2種類

    適性検査eF-1Gは「性格診断」と「能力テスト」の2つの検査で構成されています。

    性格診断は全251問で、回答時間は約20〜40分です。

    5つの選択肢から最も近いものを選択する形式で、現在の日常行動や価値観、過去の経験を問う設問で構成されています。

    能力テストは全114問(大問数19問)で、最大30分の検査です。

    選択式・記述式の問題により、基礎学力だけでなく、ビジネスシーンで求められる思考力や判断力を測定します。

    5つの結果レポート

    適性検査eF-1Gでは、一度の受検で人事業務の幅広いシーンに対応した、以下の5種類の豊富な結果レポートが出力できます。

    • メインシート:人物の総合的な特性を解説
    • 採用面接シート:質問例付きで面接精度を向上
    • フィードバックシート:自己理解を深める内省用ツール
    • ワークシート:研修時のグループ討論用教材
    • 配属先向けシート:配置検討に役立つ要約データ

    視覚的にわかりやすいグラフや解説で、効果的な人材活用が可能になります。

    外部サービスとの連携

    適性検査eF-1Gは、採用管理システムやタレントマネジメントシステムとの連携機能も備えています。

    代表的な連携システムは次のとおりです。

    • ACCESS ON LINE|株式会社マイナビ
    • e2R PRO|株式会社ワークス・ジャパン
    • sonar ATS|Thinkings株式会社
    • SmartHR|株式会社SmartHR

    これらのサービスとの連携により、受検案内から結果の確認までをシームレスに実施でき、人事担当者の業務負担を軽減できます。

    適性検査eF-1Gの活用シーン

    適性検査eF-1Gは採用から人材育成、組織開発まで、幅広いシーンで活用されているツールです。

    代表的な適性検査eF-1Gの活用シーンを紹介します。

    新卒採用・中途採用での選考や内定者フォローに

    適性検査eF-1Gは、新卒採用・中途採用の選考プロセスにおいて、候補者のパーソナリティやビジネス能力を見極めるのに有効です。

    例えば、採用基準作りにおいて、データに基づいて自社に適した人材の特性を分析し、より精度の高い人材像を設定できます。

    また、フィードバックシートやワークシートの活用により、内定者が自身の特性や強み、課題を理解し、入社後のキャリアプランを描くのに役立てることが可能です。

    配属先の検討やチームの関係性向上に

    新入社員の初期配属は、その後の活躍や定着に大きく影響します。

    適性検査eF-1Gは、個人の特性を細かく測定できるため、最適な配属先を検討するための客観的なデータとして活用できます。

    また、既存チームの関係性の質向上にも有効です。

    チームメンバーそれぞれの役割志向や認知・思考スタイルを把握することで、より円滑なチームワークを築くためのヒントを得られます。

    既存社員のキャリア開発やマネジメント支援に

    適性検査eF-1Gは、採用時だけでなく、既存社員のキャリア開発やマネジメント支援にも幅広く活用が可能です。

    個人のパーソナリティデータは、社員が自身の強みや弱みを客観的に把握し、今後のキャリアプランを考える上での貴重な材料となります。

    例えば、1on1ミーティングの際にフィードバックシートを共有し、上司が部下の特性を理解した上で、より的確なアドバイスや育成計画を立てることが可能です。

    適性検査eF-1Gを使った採用・育成の成功事例

    最後に、適性検査eF-1Gを使った採用・育成の成功事例を紹介します。

    ぜひ、自社で適性検査eF-1Gを有効活用するためのヒントとしてお役立てください。

    さくらインターネット株式会社様

    さくらインターネット株式会社は、クラウドコンピューティングサービスを提供するデジタルインフラ企業です。

    同社では、急成長にともない「"さくら"らしさ」という企業文化の共通認識が曖昧になり、採用面接での評価ぶれが課題となっていました。

    そこで同社は、適性検査eF-1Gを導入し、既存社員の受検データと定性的なヒアリングを組み合わせて「"さくら"らしさ」の言語化に取り組みます。

    その結果、「社内外の多くの人と連携する力」などの具体的な要素を明確化し、80点の納得感を得る採用要件の定義に成功しました。

    この取り組みにより、面接官が共通の質問をできるようになって面接が標準化され、「"さくら"らしさ」を持つ人材の見極めと評価が向上しました。

    現在は、組織に変化をもたらす人材の発掘や、候補者体験・社員体験の向上に向けた適性検査データの更なる活用を検討しています。

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    株式会社テクノスジャパン様

    株式会社テクノスジャパンは、企業向けのDX推進事業を手掛ける企業です。

    同社はIT企業でありながら、新卒入社の85%が文系というポテンシャル採用に注力していました。

    しかし、従来利用していた適性検査では入社後のパフォーマンスとの相関が見られず、本来の目的である「入社後の活躍」につながっていないことが課題でした。

    そこで、入社後に活躍できる人材のポテンシャルを選考段階で捉えるためのツールとして、eF-1Gを選定しました。

    同社では、まず既存のハイパフォーマー社員の傾向分析を行い、特徴を指標化して新卒採用に活用します。

    その結果、「来る学生の質が全然変わった」との評価を得て、協調性の高い人材やチームをリードできる人材をより適切に評価できるようになりました。

    今後は全社員に導入し、適正配置や育成、フォローアップにも活用する計画です。

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    ノーテープ工業株式会社様

    ノーテープ工業株式会社は、1948年創業の企業向けオーダーメイド接着剤専門メーカーです。

    同社では従来、職場にうまく馴染めない人材のミスマッチや、30%を超える高い離職率に課題を感じていました。

    そこで、次代を担う人材を確保するため採用手法を見直し、OfferBoxに付帯していた適性検査eF-1Gを新卒採用で導入します。

    その結果、新卒入社者の退職率が3分の1に減少し、現場からも「いい人材が来るようになった」と高評価が得られました。

    新卒採用での成功を受け、性格傾向や「業務上で注意すべき傾向性」などのきめ細かな特性が可視化できる点を評価して、現在では中途採用にもeF-1Gの活用を拡大しています。

    今後は、グローバルな人材の採用への積極的な活用も検討しているとのことです。

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    採用・育成の強化に適性検査eF-1G

    適性検査eF-1Gは、業界トップクラスの測定領域と高い精度により、候補者の多面的な評価が可能です。採用に留まらず、人材開発や組織開発までをカバーし、真の組織力向上を実現します。

    1,000社以上の導入実績が示すとおり、eF-1Gは多くの企業で実際の成果を生み出している信頼性の高いサービスです。

    専門チームによる伴走型サポートにより、単なるツールの提供に終わらず、実際の課題解決まで一貫して支援します。

    「現在の採用活動に課題を感じている」「より戦略的な人材マネジメントを目指したい」などのお悩みをお持ちなら、まずはお気軽にeF-1Gについてお問い合わせください。

    適性検査eF-1Gを活用し、自社に最適な人材戦略を実現しましょう。

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